Day23.桜の話
半袖で出かけることができる季節になりました。
私は秋が好きなのですが、何年か前から春秋はそれぞれ年に3日ほどしかないと思っています。
春は「コートがいらなくなって朝の風が日差しとともに部屋に入ってくるくらい。」
秋は「夕暮れが早く感じ、肌寒くコートを着たいと思うくらい。」
と認識しているのですが、本当にこれに当てはまるのは年に数日だと思います。
すぐに暑くなったり寒くなったりしてしまうのでとても寂しい反面、とても待ち遠しく、その日になると思わず足取りが軽くなります。
春といえば、日本は4月が学期の切り替わりなので、よく春は出会いと別れの季節と称されます。
そしてそこに必ず登場するのが桜です。
おそらく、出会いと別れというタイトルで絵を描いてもらうと、ほとんどの人がそこに桜を描くのではないでしょうか。
満開の桜には誰しもが立ち止まり、眺めたり写真に収めたり、それを見ながらビールを飲んだり、いつかの春を思い出す人もいるのではないでしょうか。
こんなに色々な楽しみ方をさせてくれるものは桜とインターネットくらいだと、私は思います。
今年の桜は私にとっては、いつまでも忘れたくないと心から思う、特別な桜です。