Day11.錯思の話
ジャムがよく売れるのはどちらの店でしょうか。
A:6種類のジャムをそろえている店
B:24種類のジャムをそろえている店
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消費者行動の研究によると、Aの店の方がジャムがよく売れるそうです。
調査によるとAの店では29.8%、Bの店では2.8%の人が購入したとのことです。
これは選択肢過多効果というのですが、選択肢が多くなればなるほど迷ってしまう現象のことです。
理由としては、多くの選択肢から1つを選択するのは時間と労力がかかること、
また「これを選んでいなかったらどうなっていたのか」と想像の世界で後悔を引き起こすためだそうです。
このサイトに載っているのですが、なかなかおもしろいものが載っています。
錯思コレクション100 Collection of Cognitive Biases
自分の行動や考え方が正しいのか、不安になって確認したくなることがあります。
他者と共有することもありますが、人間の行動については多くの研究がなされており、様々な理論もあります。
自分を客観的に評価するためにも、様々な理論を今のうちに知ることもいいのかなと思います。
先日の「幸せとお金の話」でも書きましたが、若い人の方が知識を重視する傾向にあるそうです。
僕はいざとなった時に頼れるのはデータと理論だと思っています。(これは人それぞれだと思いますが)
そういう考えを持っているのも、その理論に基づいているのかもしれません。