Day8.幸せとお金の話

 「お金がたくさんあれば幸せというわけではない」

とよく言われますが、そういうわけでもない気がします。

 

人生にはある程度お金も必要ですし、あるならあるだけいいと思います。

 

先日ゼミの最終回で先生が言っていたことなのですが、「社会情動的選択性理論」というものがあるそうです。

人間は無意識的に人生の残り時間を計算していて、年をとればとるほど情動的な選択(すぐに満たされるような選択)が増える。
逆に若い人は知識などの比較的長期にわたって活用されるものを選択する。というものです。

 

しかも、調べてみるとできるだけ自分に近い人に向けてそれが起こるそうです。

 

おじいちゃんがムシキングやらせてくれたのも、仮面ライダーのベルトを買ってくれたのも、おいしいものを食べさせてくれたのも、今考えたらそういうことなのかもしれません。

 

若い人はセミナーに行ったり、読書したり、資格の勉強をしたり、たしかにそうだと思わされることが多くあります。

 

年をとればとるほどお金を使うときに情動的な選択をするのはそうかもしれないのですが、さらに年をとると自分に対してお金を使う機会が減るんじゃないかと思います。

 

人は自分にお金を使うよりも、他者にお金を使う方が幸せを感じるそうです。

 

こう考えると、おじいちゃんになって孫に誕生日プレゼントを買ってあげて渡すことは、どれだけ幸せなのでしょうか。

 

もしかしたら計り知れないほどかもしれません。

そう考えると、この後の未来も悪くないかもって思います。

 

僕はよくプレゼントで悩みますが、やはり幸せな悩みなのでしょうか。