Day6.がんばりと結果の話
”成功”と”失敗”
”良い”と”悪い”
”勝ち”と”負け”
これらはどのように決まるのでしょうか。
努力の量、かけた時間、費やしたお金、気合い、運…
様々あると思いますが、気持ち(想い)の強さだという意見もあります。
よくテレビで高校球児の感動エピソードがドキュメンタリーのような感じで流れていますが、毎日朝から晩まで練習して、家族も総出で協力して、勉強と両立して。
テレビとはいえ、なんだか美化されているような気がします。
努力したから成功した。
果たして本当にそうでしょうか。
もちろん、想いが強ければ強いほど努力できるというのはわかります。
高校の担任がはやく志望校を決めなさい。というのも納得できます。
しかし、想いが強く、努力の量が多ければ成功するのでしょうか。
日本で1番甲子園優勝したければ、それは叶うのでしょうか。
そんなわけないやん。
と誰でも思うでしょう。
努力したからといって全てが成功するわけではない。
必死で練習しても負けることはあるし、どれだけ勉強しても受験に落ちることもあります。
始める前は、みんなそれをわかっています。
しかし、終わったあとはどうでしょうか。
失敗したのは練習が足りなかったからだ、あの休憩時間がなければ。
どこかで見た漫画にこんなことを言っている人がいました。
「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはしょぼかったのかって話になる。」
正しい評価をすること、そしてその理由を客観的に見つめること。
簡単ではないと思いますが、自分を認める1歩目なのかもしれません。