Day26.行動の妨げの話

私はこの4月から新社会人として生活しているのですが、新人研修で聞き印象に残っていることがあります。

 

成長のための行動を阻害する3つの「くさい」項目です。

・面倒くさい

社会ではやらなくてはならないことはもちろん、別にやらなくていいことも多い。

・照れくさい

失敗、間違えること、見当違いの発言が恥ずかしい。自分のイメージが傷つくかもしれない。

・水くさい

今更言えない。相手のためを思って言わない。

 

新入社員にとっての研修の場での積極的なチャレンジには、とても価値があると思います。他にも様々な機会や行動があると思うのですが、そのような場での行動を阻害するのがこの3つです。

 

周囲の目を気にして、周りが自分に対して何を考えているのか悩んで、どう見られるのかどう思われるのかどう位置づけられるのかあれこれと考えて、これは言わない方がいいのか、言っていいのか、、、

 

自分自身、まだ自分のブランドやイメージをかなり気にしていました。

 

しかし先日、お客様の訪問に同行させていただいたことがあったのですが、そこにいた新入社員の方(おそらく私より1つか2つ年下)の研修に望む姿勢をみて、悔い改めました。

 

もちろん自分のブランディングも大切ですが、会話するための畳の茶室に完全武装して赴き、常に背後を気にするのは、天井から見下ろすとかなり滑稽な気がします。

 

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本文とは全く関係ないのですが、今週末くらいに現在のはてなブログからnoteに移行しようと考えています。

最初からnoteでやれよ。という話ですが、それには「その通りです」以外に返す言葉がありません。

 

Day25.『タナトスの誘惑』の話

YOASOBIは小説やマンガなど、物語を題材にしてそれを音楽にする。というコンセプトで有名ですが、「夜に駆ける」もその1つです。

 

個人的には最近公開された「何者」という曲は『BEASTERS』というマンガを題材にしており、曲もマンガもとても面白く、おすすめです。NetflixAmazonプライムでアニメが配信されているので是非見てみてください。

 

さて、「夜に駆ける」の元となった小説が表題にある『タナトスの誘惑』です。

 

下記のサイトから読むことができます。

https://monogatary.com/episode/33827

5分程度で読める短いものなので、是非こちらを読んでから見ていただければと思います。

 

ここからは小説の感想を書きたいのですが、ある程度のネタバレを含みます。

 

タナトスはその人の最大の理想の姿をしているそうですが、ハリーポッターに登場するまね妖怪ボガートを思い出したのは私だけでは無いと思います。

 

僕にとってのタナトスは彼女であることは小説内でも書かれているのですが、僕自身はエロスだったのではないでしょうか。

飛び降りようとする彼女を励まし、何とか阻止しようとする。それは生にしがみつき、彼女と共に生きたいという欲を持っている。

 

また、8/15という日付や、蒸し暑い空気と冷たい風、どす黒い何か、その他様々なものは何を意味しているのでしょうか。

 

そして、私のタナトスは一体どんな姿をしているのでしょうか。

私はまだしばらくは、どす黒い何かを抱えたまま生きて行くことになりそうです。

 

Day24.変わることの話

人は変わることができるのでしょうか。

 

そもそも、「変わる」とはどういうことなのでしょうか。

 

世界は+と-、陰と陽、有と無、粗品派とせいや派といったように二分されており、有が完全に無になることがなければ、無が完全に有になることもないと思います。

 

お金を払って何かを買えばそのお金が消滅するわけではないし、人間を構成する物質を集めて錬成陣を描けば人体錬成ができるわけでもありません。(二元論とGoogleで検索すれば、そういうのが大好きな人たちが列記した記事がたくさんヒットすると思います。)

 

また、時間とは不可逆的なものであり、ぺこぱのように時を戻すこともできません。

 

変わることについてここでもう一度考えてみたのですが、「変わる」とは過程であり、顕在するのは「変わった」状態であると思います。

 

20歳は「成人」と称されますが、その意味を考えると、人は20年かけて自分を創り上げていく、齢20になって成るということなのではないでしょうか。

20年間は様々なものを見て、聞いて、話して、育つ。

 

では、20歳からはどうなのでしょうか。

 

20歳からの「変わる」は「自分を受け入れること」によって「行動」することだと思います。

 

変わるためには行動が必要。というのはすぐに理解できるのですが、20年かけて創り上げたものをすぐに壊すことはできないと思います。

急に明日になったら変わりました。ということは無く、行動によって変わっていくのが常だとすると、

それまでの年月で成った自分を理解し、どうしたいか考えること。そしてそれに従って行動することで結果として「変わる」ことができるのではないでしょうか。

 

変わるには行動ではなく、受容が必要なのかもしれません。

Day23.桜の話

 

半袖で出かけることができる季節になりました。

 

私は秋が好きなのですが、何年か前から春秋はそれぞれ年に3日ほどしかないと思っています。

 

春は「コートがいらなくなって朝の風が日差しとともに部屋に入ってくるくらい。」

秋は「夕暮れが早く感じ、肌寒くコートを着たいと思うくらい。」

と認識しているのですが、本当にこれに当てはまるのは年に数日だと思います。

すぐに暑くなったり寒くなったりしてしまうのでとても寂しい反面、とても待ち遠しく、その日になると思わず足取りが軽くなります。

 

春といえば、日本は4月が学期の切り替わりなので、よく春は出会いと別れの季節と称されます。

そしてそこに必ず登場するのが桜です。

おそらく、出会いと別れというタイトルで絵を描いてもらうと、ほとんどの人がそこに桜を描くのではないでしょうか。

 

満開の桜には誰しもが立ち止まり、眺めたり写真に収めたり、それを見ながらビールを飲んだり、いつかの春を思い出す人もいるのではないでしょうか。

こんなに色々な楽しみ方をさせてくれるものは桜とインターネットくらいだと、私は思います。

 

今年の桜は私にとっては、いつまでも忘れたくないと心から思う、特別な桜です。

 

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Day22.リセットと新生活の話

物事は21日続けると習慣になる。

 

と昔誰かが言っていましたが、22日目にとうとう続けることができませんでした。

私生活が忙しかったといえばそれまでですが、言い訳をどれだけ並べても自分を納得させることはできないので、やめておきます。

 

3/31で大学生活を終え、4/1から社会人としての生活が始まりました。

キリの良いタイミングなので、新生活のスタートともにこのブログも再開しようと思います。

 

炭治郎やレゴシ、デクのように誰かの言葉に感銘を受けたわけでも無ければ何か衝撃的な事件が起こったわけではないので、動機付けは彼らほどは強くはありません。

ですが新学期や元旦といった節目は何かが始まり、何かが終わります。そしてそれらは、今までのものを捉え直す良い機会だと思います。

 

自分が自分を認める第一歩はやはり、習慣化とやりぬく力だと考え、再開することにしました。

 

このブログは前回までと同様に、自分が日々感じたことや考えたことを残しながら、少しでも自分を認める一助にできればと思っています。

Day21.アンパンマンの話

ある高校の発表会の見学に行ったとき、アンパンマンをテーマとして発表(ポスターセッション)を行っている生徒がいました。

 

僕自身あまりアンパンマンを見て育ったわけでもなく、なんとなく怖いシーンのトラウマだけが残っているのですが、それはさておき本題です。

 

その高校生はアンパンマンに見る正義について自分なりの見解を発表していました。

 

アンパンマンがすぐにばいきんまんを倒さない理由”

アンパンマンは強いわけでない”

 

この2つに着目していて、最後にはアンパンマンを”子どもが人生で一番初めに触れる正義の入門書である”と言っていました。

 

とても興味深く、話を聞いていると、アンパンマンがすぐにばいきんまんを倒さない理由は、アンパンマンばいきんまんをこらしめたいわけではなく、ばいきんまんが行った”悪事”に対する罰としてアンパンチを放っているという理由だそうです。

 

また、アンパンマンは強いわけではない、というのは物理的な話ではなくとても人間的なものだそうです。

アンパンマンは顔がふやけてしまうと力が出ない、

そうすると新しい顔をじゃむおじさんやその他仲間たちに作ってもらう、

また1人でできないことは自分から仲間に助けを求める、

アンパンマンは自分が弱いこと、一人ではできないことが存在することを自覚していて、”それでも”闘っているのです。

 

決して強いわけではなく、弱いことを自覚し、それでも努力しています。

 

また、ここからは自分の考えていたことなのですが、

アンパンマンばいきんまんは人間の心の中を表しているんじゃないかなと思います。

こころのなかの天使と悪魔、みたいなものです。

 

子どもの頃に見ていたアニメでも、成人してから見てみると少し違った見え方がすることもあります。

 

エヴァンゲリオンもそのひとつでした。

 

その話はまたいつか別の時にしたいと思います。

 

 

Day20.夢の話

6月頃の自粛生活の間、テラスハウスにハマっていました。

 

厳選された人がメンバーに選ばれていると思うのですが、

見ていて自分の夢についても考えさせられました。

 

大企業に勤めていて才能もあるけれど、いきなり仕事をやめてデザイナーの道に進む人

遊び惚けているように見えて自分のやりたいことを探し続けてる人

どんな些細なことにも自分の信念を貫き通す人

 

色んな人がいて、色んな価値観を持っていました。

 

自分は4月から20代で新卒社員として会社に勤める予定です。

 

人生の転機の年だと思います。

 

自分が25歳になった時、30歳になった時、40歳になった時、何をしているのでしょうか。

 

少し前に行った占いの人によれば、僕は27歳で転職するそうです。

 

ふとした時にやりたいことを書き出してみると、たくさんあるし、その時々によって全然違います。

 

どこかのタイミングで安定を捨ててやりたいことに向かって突き進んでいくのでしょうか。

 

 

ブログを始めてから20日目ですが、そろそろ書くテーマがなくなってきたし、内容もあまり濃いものではなくなってきました。

 

何かをやること、続けることにも意味はありますが、その内容が伴っていないと意味がない典型例な気がします。

 

1日1日にもっと学びを見出すか、考える時間を増やしていきたいと思います。

 

何か書いてほしいテーマなどがあれば、コメントやLINE等でもいただければ書きます。